カスタマイズを前提とした賃貸の選び方(熊本県/ツアーコンダクター/35歳/男性)

僕は熊本県に住む35歳のツアーコンダクターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


若い人の場合、畳よりフローリングを希望する人が多い傾向にあります。これは部屋のインテリアを考えた時に、畳だとどうしても和風になってしまうから…と考える人が多いからなのです。逆に言うと、畳の賃貸物件はフローリングよりも家賃が安めに設定されていることが多いと言えます。やはり人気があるものは家賃が高くなる要素の1つなのです。こうしたことを逆手に取った賃貸の選び方もなかなか合理的と言えます。畳の部屋を選ぶことで家賃を抑えるという方法です。実際の所畳にも良さがありますし、どうしても嫌なのであればフローリングカーペットやマットなどを敷けば、もともとフローリングだったかのようにすることもできます。工夫次第でどうにでも変えることができるのです。


賃貸物件だと自分で手が加えられないと考えている人は多いのですが、このように床に何かを敷くだけで大きく印象を変えることができます。簡単に剥がすことができるインテリアシールなども最近は人気があります。壁などに貼るのですが、貼ったり剥がしたりが簡単なので賃貸物件にも使うことができるのです。最初から自分好みの物件を見つけたいとこだわるのではなく、自分色に変えられそうな物件という選び方のほうがある種、効率的です。自分だけの空間になるわけですから、もちろん自分が気に入った空間であることはもちろんです。しかしながら、家賃を高く支払うよりは、工夫することに対価を支払うことでより「オリジナリティ」を出すことができるのもまた事実です。