私は埼玉県に住む73歳の歯科技工士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
何もかもを自分1人でする必要がある一人暮らしには、ある程度の備えが必要になります。これは賃貸物件探しにも言えることで、物件も自分が生活していくのに苦労しないようある程度準備をしておく必要があるのです。まず金銭的な面ですが、これは自分が一ヶ月に得る収入の25%程度の金額から30%程度を家賃に当てるのが通常です。アルバイトなどをしていて収入が少ない場合にはこれよりも更に低くする必要があります。一人暮らし用の賃貸物件というのは、通常の物件とは異なり家賃がかなり低めに定められていることもあります。数千円から一万円以下で住める物件もあり、こうしたことを踏まえた上で、収支などを考えながら家賃を計算するのが第一ステップです。
次に求められるのは生活に合わせた物件選びです。やはりある程度自炊をして行きたい人にとってはキッチンが広く、またコンロや作業スペースが確保されている物件が好ましいと言えます。インテリアなどにこだわりたい場合は、ロフト付きの部屋で、寝具を全てロフト上部にあげてしまうという方法もあります。とにかく通勤や通学の時間帯を短くしたいというのであれば、駅自体が学校や職場に近く、駅からの距離が遠い物件を選ぶという方法もあります。人が多く利用している駅はそれだけで多くの人に好まれるため、家賃も高くなります。しかしその場合でも駅からの距離が遠くなればなるほど賃貸物件の家賃は低くなるため、このような条件の組み合わせをするのです。