一人暮らしのための賃貸選び(北海道/言語聴覚士/21歳/女性)

私は北海道に住む21歳の言語聴覚士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を選ぶ際には一人暮らしか家族住まいかで少し考え方を変える必要があります。一人暮らしの場合にはこれから先に結婚や就職、転職などによってライフスタイルが変わったり、引越しを行う必要に迫られたりする可能性が高いからです。そういった意味合いにおいて自分の家を所有するよりも賃貸住宅に住むことでフットワークが軽くなるという利点がありますが、さらにそのフットワークを軽くする用意をしておくことが大切です。例えば、比較的短期間でライフスタイルの変化が予想される場合には、引越しや家具の買い直しの出費を抑えるために、家具付きの賃貸物件を選ぶことによって家具や家電を購入せずに済ませておくという方法があります。


ライフスタイルの変化に備える一方で、それまでの安全を考えることも大切です。家族で住まう場合には家に誰かがいる時間が長いですが、一人暮らしの場合には無人になるケースが多くなります。そういった際の防犯を考えることはとても重要であり、高層の部屋に住んだり、管理人が常駐していたり、防犯セキュリティーシステムが充実したりしている賃貸物件を選ぶと安全で安心して生活することができるでしょう。また、近隣に病院やクリニックがある場所を選んでおくことも重要です。家族がいないといざ病気にかかった場合に自分一人でなんとか解決しなければならなくなりますが、近くに病院があればかなりの重症であってもとりあえず病院にかかることができるからです。