一人暮らしをするときの賃貸物件の選び方(奈良県/審判員/56歳/女性)

私は奈良県に住む56歳の審判員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


初めての一人暮らしをするとき、どんな物件を選んだらいいのか、そのポイントを私の体験から述べていこうと思います。まず、間取りや賃貸料などは自分の好みでかまいません。間取りなどは資料をみたり、実際に見学すればわかるのですが、それ以上になかなか気づきにくい重要なポイントがあります。まず1つ目は、ご近所です。これはどういうことかというと、ご近所の質によって住みやすさがかわってくるからです。例えば、ゴミを自宅内に何日もためてしまう非常識な人が隣に住んでいると、その臭いが自分の借りている物件にも及ぶ可能性があります。または隣がミュージシャン志望の若者で夜中にギターを弾く人だったりすると、夜うるさくて眠れません。このようにご近所次第で住み心地がかわってくるのです。


そして2つ目のポイントは、治安です。最近、テレビをつけると物騒な事件がよくニュースで報じられています。日本もだんだんと治安が悪くなってきています。女性の一人暮らしの場合だと、賃貸物件の周辺の治安が非常に重要になってきます。治安の良い物件というのは、どう探せばいいのかというと、近所に警察の派出所がある賃貸物件です。警察所のその周辺で犯罪を企てる人は、ほとんどいません。もし何かあったとしても近くに警察所があると、すぐに相談することができ、非常に安心することができるのです。このように賃貸物件は間取りや賃貸料だけではなく、周辺の住環境によって住み心地がかわってくるので、こういうところに目を配らせる必要があります。