僕は長崎県に住む57歳のファシリティマネジャーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
一人暮らしをはじめるのは、学生さんや新社会人の方が多く、春の新生活に合わせて賃貸マンションやアパートなどの物件を探すことになります。多くの方が新生活に合わせて物件を探すことになるので、どうしても競争率が高くなり、人気がある条件の良い物件は、すぐに契約済となってしまいます。春の物件探しの競争は、特に大都市部や大学などが多い場所では激しくなる傾向があります。春の物件探しに出遅れた場合は、無理に物件を探すのではなく、マンスリー契約のものや学生会館、社会人向けの独身寮などを利用しておいて、夏や秋から空き部屋が出てくる頃に合わせて、物件探しを再開するというのもひとつの方法です。慌てて条件の合わない賃貸物件の長期契約は避けたほうがベターです。
一人暮らし向けの物件にかぎらず、多くの賃貸物件で、物件が多く出まわる時期というものがあります。大体、4月の新生活が始まる前の1月から3月、大学の近くの場所なら、1月から2月まで、次に物件が出まわるのは、夏休み明けの9月から10月あたりです。この時期に優良物件を有利な条件で見つけることができる可能性が出てくるので、春に良い部屋を見つけることができなかった方は探し始めてみてください。物件が多く出回る時期でない期間でも、インターネットなどの賃貸情報サイトで、定期的に物件探しをしておくのは悪くありません。あまり多くの手間を掛ける必要はないのですが、インターネットなら簡単に情報を検索して探せるので、掘り出し物がないか定期的に調べることをおすすめします。