私は香川県に住む39歳の司書教諭です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

最近では、家族で暮らすために、一戸建ての賃貸物件を探す人が多くいます。庭付きや鉄道から近いなど、色々な条件で賃貸物件を探していきます。しかし、意外にも防犯面において、泥棒が入られにくい家を探す人は少ないです。ここでは物件探しの参考に、泥棒に入られやすい物件の特徴とその対策をお教えします。まずは、線路沿いに建つ家は狙われやすいです。なぜなら、窃盗犯の最も多い侵入口は窓からだからです。泥棒は、窓ガラスを割ってクレセント錠を解錠して侵入してきます。この時、ガラスを割る破壊音がしますが、電車の通過音がかき消してくれます。ですから、犯人としては、非常に泥棒がやりやすくなります。同じ理由で、高速道路のインターチェンジ付近も注意が必要です。

防犯対策としては、防犯シートをすれば大丈夫です。これならば、たとえ泥棒にガラスを割られたとしても、シートがガラス面にしっかり張り付いて裂けないのでクレセント錠を操作することはできません。次に、泥棒に狙われやすいのは、塀が高くて外から見えない家です。塀があると、その陰に隠れて玄関の鍵を壊したり、窓を割ったりされて侵入されます。ですから、泥棒にとっては恰好のねらい目です。防犯対策としては、なるべく死角を作らない工夫をすることです。高い塀がある場合は、取り外すようにして下さい。それができないなら、防犯ライトや防犯カメラ、玉砂利などで対策をとっておく必要があります。上記のことを参考に、家を探しましょう。