僕は埼玉県に住む70歳のマルチタレントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

通常、賃貸借契約と言えば、マンションやアパートがメインでしょうが、中には一戸建て住宅を賃貸借契約したいという人もいるでしょう。ではそのような場合は、通常のマンションやアパートとはどのように違いがあるのでしょうか。まず一戸建て住宅の場合は、その「居住空間の独立性」があげられます。やはりマンションやアパートでは、集合住宅なので、近隣の住人との関わりの点で、なにかとトラブルが発生しやすいものです。騒音やゴミ出し、共同スペースの使用法等において、密接した関係にある者同士は、その共同ルールの問題で、なにかとトラブルが発生しやすいのですが、スペース的にも独立している「一戸建て」住宅でしたら、そのような問題は、ほとんど発生しません。

そのような点では快適な居住空間を確保できますが、もちろんデメリットもあります。それはまず基本的に、マンションやアパートより、「賃料が高い」という点です。そのため地方から大学通学のために出て来た学生等では、気軽に利用できず、場合によっては購入した方が得と言える面もあり、一概によいとは言えない点があるのです。しかしでは、マンションやアパートの方がいいのかと言いますと、そうとは言い切れません。なんと言ってもその「居住空間の独立性」はマンション、アパートの比ではありませんし、不要に隣人とのトラブルに巻きこまれる可能性も低いのですから、その快適さは比べ物にならないからです。つまりその利用は、「目的にあったもの」である必要があり、それを満たしていれば「一戸建て」の魅力は、マンションやアパートよりはるかに大きいものと言えます。