私は福島県に住む56歳のコメディアンです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

住宅の賃貸借契約の必要書類についてご説明します。賃貸借契約は、多くの場合は他人同士でおこなわれます。稀なケースとして、所有している物件を身内に貸すということもありますが、基本的には赤の他人との間で契約を交わすのです。どこの誰だかわからない人を、大事な物件に住まわせるわけにはいきません。そのため契約には、身分証明書が必要になります。具体的には、運転免許証や住民票などです。住民票は、市区町村の役場で発行してもらえます。そして、月々の家賃を問題なく支払うことができることを証明するための、収入証明書の提示も必要です。これは、給料明細書や源泉徴収票などです。どちらも勤務している会社で発行してもらえます。未成年の場合は、保護者の収入証明書の提出が求められます。

ただし、収入証明書を提出しなくても良いという場合もあります。入居申込書に収入の額を記入するだけで済むのです。比較的家賃の安い物件だと、そうなることが多いです。次に連帯保証人の確約書です。これも必要になるかどうかは物件によります。連帯保証人を立てることが必要な物件の場合は、まずは連帯保証人になってくれる人を探します。そして連帯保証人を引き受けたという証拠になる確約書に、署名捺印をしてもらいます。さらに印鑑証明書を用意してもらいます。それらを提出した上で入居が認められれば、契約書が渡されるので、そこに署名捺印をして提出します。連帯保証人がいる場合には、連帯保証人も契約書に署名捺印をします。これにより、賃貸借契約が結ばれたことになります。