住宅を賃貸にする場合のメリット(長崎県/社会保険労務士/51歳/女性)

私は長崎県に住む51歳の社会保険労務士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


人生の様々な選択の中で、大きいものの一つが住宅を購入するか、賃貸するかということです。それぞれにいい部分がありますが、特に賃貸のメリットを考えます。まず住宅を購入するよりも自由度があるということが挙げられます。結婚や出産、転勤など、人が生きていく上で、ライフスタイルは日々変化していきます。そういったことに柔軟に対応することができるので、購入よりも有利であると言えます。近隣トラブルや老朽化により住み心地が悪くなった場合や、ペットを飼いたいと思ってもペット飼育不可のところに住んでいるといった場合は、引っ越すことでそれらの問題を解決することができます。購入した場合は、それらの問題を解決するための選択肢が限られるのです。


次に経済面で有利だということが挙げられます。購入した場合は土地や建物にかかる固定資産税などの税金や、維持費や修繕費がかかりますが、賃貸ではそれがありません。家賃を払う必要はありますが、購入した場合のローンのことを考えると、比較的安く済みます。また土地の値下がりを気にする必要がないことも嬉しいです。最後は精神的に楽であるということです。家を購入した場合は、購入手続きの中でローンの審査があったり、土地や住宅の資産価値を気にかけたり、災害などによる被害のことを考えたりといった心配事が数多くあります。そういったことを考えなくてすむ賃貸の家は、比較的気軽であると言えます。特に地震が多い日本では、賃貸のメリットを活かすことができます。