私は大分県に住む44歳のスタイリストです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅を借りる際、安い賃料の物件を選んだとしても礼金・敷金・仲介手数料、さらには引っ越し代金など想像以上にお金がかかります。できるだけお金をかけずに新生活を始めるためには、賃貸の初期費用についての知識を身に着けておく必要があります。　まず、初期費用の中で大きいのは礼金・敷金です。ウイークリーやマンスリータイプの賃貸では必要ありませんが、一般的な賃貸物件では必要となります。礼金は、大家さんへのお礼としてのお金なので退去時には戻りません。「礼金1か月」が最近の主流ですが、「礼金ゼロ」や金額の少ないところを選ぶと節約できます。敷金は家賃の滞納や退出時の室内の補修に使わるお金です。室内を汚したり壊したりしなければ、退去時には大部分が戻ってきます。

　最近は「敷金ゼロ」の賃貸物件もありますが、その代わりとして保証会社に保証料を支払う方式が増えています。保証料は、万一の家賃の滞納に備えて払うもので、契約更新のたびに必要となるので長期間住むとお金がかかります。　また、不動産会社を利用すると仲介手数料が生じます。「仲介手数料半額」の物件や不動産業者所有の「仲介手数料不要」の物件を選べば費用を抑えられます。さらに、入居後の一定期間賃料が不要な「フリーレント物件」を探す方法もあります。　引越しは複数の引越し業者から見積もりをとり、閑散期の平日の行うと費用を軽減できます。　なお、礼金や仲介手数料、鍵の交換費用、浴室・トイレなどの消毒費用は、不動産会社に相談・交渉することで減額することも可能です。