学生が賃貸を選ぶ時に気をつけたい音のこと(佐賀県/神職/67歳/女性)

私は佐賀県に住む67歳の神職です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


家賃や大きさなどもありますが、大抵の賃貸物件というのは似たような年齢層の人が住む傾向にあります。ですから学生に選ばれる賃貸は他の入居者も学生、あるいは20代前半から中盤などの年齢に固まっていることがよくあります。だからこそ学生で賃貸物件探しをするのであれば、防音に優れた物件を探すことを心がけたいのです。自分がその立場にいる時は気付かないものですが、学生ともなると友達を呼んだり大きな声で会話をしたりと何かと大きな音を出す傾向にあります。実際に騒音トラブルも多いですから、互いに不快な思いをしないように、音に関しては殊更過敏になってもなんの問題もないのです。むしろ気にしすぎが調度良いくらいなのです。


防音に優れた物件といえば楽器が許可されている物件などがありますが、こうした物件は壁などに専用の防音材などが使用されていることが多く、家賃も高めの傾向にあります。ですから、一般のアパートやマンションで防音性が優れているところを選ぶべきです。単純に考えておすすめできるのは角に当たる位置にある部屋です。いわゆる角部屋で、他の部屋と接する面積が少ないので騒音トラブルにもなりにくいのです。また低層階よりは高層階に住むことで、自分自身が音に悩まされたりする可能性も極めて少なくすることができます。このように自衛策はいくらでもあるのです。学生だからこそこうしたことには事前に対策をとっておくほうが賢いといえるでしょう。