学生でうまく賃貸契約をする方法(奈良県/家庭教師/29歳/男性)

僕は奈良県に住む29歳の家庭教師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸契約をする際には安定した収入があることが大前提となるため、収入がない学生にとっては契約を勝ち取ることがとても難しいことがあります。大学や各種学校の近くには学生街と呼ばれるような場所があり、その付近では学生が入居することの多いアパートやマンションが集中していて契約がとりやすいということはありますが、それ以外の地域で賃貸契約をしようとすると断られてしまうことも少なくありません。そういった際に見られるのは主に連帯保証人となることが多い両親の収入ですが、それが十分であっても入居できないことがしばしばあります。それは一般には社会人よりもマナーがあまりよくなかったり、近隣の人の迷惑になったりすることが多いからです。


そういう逆境的な状況で学生街の外にアパートやマンションを借りたい場合には賢く選ぶことが大切です。もちろん、しらみつぶしに当たる方が可能性は高くなりますが、労力を考えると探し始めの時点である程度絞っておくのがコツです。契約がうまくいく可能性が高い物件は、マンションのように比較的防音性が高い場所であること、異なる間取りの部屋が混在していないこと、小学校や保育園があまり近くにはないことという点が挙げられます。子どもとの間でのトラブルがあったり、子どもをもつ親から学生がうるさいというような苦情が来たりすることを避けるために、こういった条件を満たさない物件ではシビアに審査を受けてしまう可能性が高いのです。