学生向け賃貸物件の進化(島根県/医療保険事務/61歳/女性)

私は島根県に住む61歳の医療保険事務です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


家族と別れて都会で進学した先に通うために一人暮らしを始める時には、ご本人はわくわく、ご家族は期待半分心配半分、というところでしょう。最近の学生向けの賃貸物件の人気は、8畳ぐらいの広さの部屋に単身者用の台所システムと洗面化粧台、風呂、トイレがコンパクトにまとまったもの、しかも風呂とトイレに至っては、一昔前と違って別々になっているタイプが人気です。ビジネスホテルなどでよくある、洗面とトイレと風呂がユニットで一体化しているタイプは、新築物件ではあまり見られないのもそれを表しています。また、トイレに温水洗浄機能を付けたものもごく普通に最近は見られ、賃料もそれ相応ですが少し前ならば学生には贅沢なんじゃないの、と思われたような仕様の物件もあっという間にスタンダードな使用になりました。


賃貸物件では何と言ってもその住み心地が大事なことですが、作りの豪華さや生活に便利な機能の付いた住宅設備のほかに、最近見落とせない機能が標準仕様で備わった学生マンションも多いです。その一つがオートロック。不審な人物の侵入や訪問を避けるためにオートロックがありますが、女の子の場合は宅配業者を装った不審者の来訪が怖い、ということで、このオートロック機能と宅配ボックスがセットで備わった賃貸物件が大変人気のようです。確かに学生は、家族からの生活物資の応援で送られてくる宅配の荷物を受け取る機会も多いでしょう。宅配ボックスがあれば、自室に居ても直接に受け取らずに後で自分が荷物を取りに行く手間はあっても、安全は図れます。もちろん直接顔なじみの配達員さんなら確認して直接受け取りもできます。新しい機能は学生向けの賃貸物件にどんどん入ってきています。