私は広島県に住む67歳の刑務官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
引っ越しを検討し始めると必要になるのが、新しい町での賃貸情報です。この情報自体はネット上でも手軽に入手することができます。では数ある物件の中から、理想的な物件に出会うためには、どのような選び方をしたらいいのでしょうか。役立つのは、家の向きを考えることです。賃貸情報には、その物件のアピール項目が記載されています。その中でも目立つのは、物件が南向きというものです。南向きは、なぜよい物件とされているのでしょうか。最大のメリットは、太陽の光が長くあたるということです。太陽は東から上って、お昼頃に南側でピークに達します。つまり、南向きの家は朝からある程度光が入ってきて、昼にかけては太陽の光が十分に入るのです。
太陽の光が入らなくても、まったく問題がないと考える人もいることでしょう。しかし、それは間違いです。人間にとって、太陽の光を浴びることが出来るというのは非常に大切なことです。室内にいるときに、自然と太陽光が入ってくる家の場合、心地よく過ごすことが出来ます。しかし、ろくに太陽光も取り込めない家の場合は違います。まず一年中太陽の光が十分に入らないことで、部屋の中がじめじめします。そして、光を浴びることが出来ないと、人は鬱々とした気分になりやすいのです。それで、賃貸の物件を選ぶ際には、家賃や立地だけで決めるべきではありません。それらと同様に大切なのが、家の向きだからです。不動産屋さんが進めてくれる物件も、向きを確かめるべきです。