私は茨城県に住む58歳の医師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
初めてひとり暮らしを始めるとき、色々と知らないことが多くて戸惑うこともあると思います。しかし、何も考えをまとめずにいきなり不動産会社を訪ねると、逆に時間がかかってしまい部屋選びも「なんとなく」決めてしまうことになる恐れがあります。やはりある程度、部屋に対する条件をまとめておく必要があります。まずは入居時期と家賃です。仕送りや収入にあった部屋を選ぶことが大切ですし、引っ越しする時期を決めておくとスムーズです。それから、学校や職場、病院などに通いやすい立地なのかどうか、スーパーやコンビニなど日用品を購入する場所があるか、また治安の面でも安心して生活できる場所など周辺環境も大切です。そして部屋の間取りや広さも条件を考えておきます。
これらの条件のほかに、どうしても譲れないという条件も考えておくと部屋探しの範囲を絞ることができます。例えば、賃貸マンションやアパートなどの建物の種類や、築年数、住む部屋の階数や、セキュリティーの有無、日当たりやフローリング、IH、ペットを飼えるかどうか、駐車場の有無などです。これらを踏まえて不動産会社に足を運び、気になった部屋の下見を行うのですが、下見をした中で気に入った部屋があってもすぐに住むことはできません。入居の契約手続きを済ませてからはじめて住むことができるのです。契約から入居までの流れとして、入居申し込みの提出、申込金の支払い、入居審査、敷金・礼金・仲介手数料などの費用、住民票などの必要書類の提出を経て契約が完了し、引渡しとなります。しっかりと準備して理想の部屋を探しましょう。