意外と気にならない賃貸住宅の築年数(兵庫県/内閣総理大臣/22歳/女性)

私は兵庫県に住む22歳の内閣総理大臣です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅の比較サイトなどで、駅からの距離などと並んで必ず選択できるようになっている項目の一つが、築年数です。確かに、建物は時間の経過に伴い劣化しますし、最新の設備などが期待できないという点は否めないでしょう。しかし、購入と違って住み替えが比較的自由な賃貸の場合、むしろ築年数のある住宅のメリットを利用することも出来ます。都心部では、駅前の一等地などで築浅物件では手が届かない場合でも、築年数が経っているという理由で予算の範囲内に入ってくることもあります。そのような場所では新たに土地を入手することは他の場所に比べて困難ですから、エリアによっては築年数の条件を外して探すと案外いい物件が見つかったりします。


また、古さからくる居住性の問題ですが、これは本当に、オーナーのメンテナンス次第で全く変わってきます。筆者も築30年以上の物件に居住したことがありますが、内部はとても綺麗にリフォームされていましたし、唯一不便に感じたのは水道管の細さ位でした。その分、低い家賃で駅のすぐ近くに住めましたし、同様の経験をした人の話はよく耳にします。古い物件の場合は特に、空室の数などをチェックすることが一つの目安になります。ポストやベランダを一見して、どのくらいの空室率がありそうか見当をつけてみるのです。戸数がそれなりにある建物で、埋まっていれば、家賃に見合う快適性は確保されていると考えることができます。もちろんその場合でも、内見の際には水回りも含めメンテナンス度合を確認することが必要です。