私は宮崎県に住む73歳の美術商です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸を契約し、いざ住もうとする前には初期費用を支払わなければなりません。その中で皆さんよく知っているであろう物は、敷金と礼金です。敷金は大家さんに預けておくお金で、このお金で大家さんは退去字の修繕費用を支払ったりします。敷金は退去時に残っていれば返還されます。礼金は大家さんに対して住まわせてもらうお礼として支払うお金です。この礼金は敷金のように返ってくるものではありません。上記は関東の場合ですが、関西の場合は少し形態が違ってきます。敷金の換わりに保証金というものを支払うことになります。こちらは敷金と同じ大家さんに預けるお金なのですが、返還時には敷引きというものが差し引かれて返還されることになります。

さて、賃貸の初期費用は敷金・礼金だけではなくほかにもまだあります。仲介手数料は不動産会社がお客さんや大家さんから手数料として受け取るお金のことです。だいたい双方合わせて家賃一か月分である場合が多いです。その為良く」仲介手数料は家賃の50パーセントなんて書かれていたりします。ちなみに不動産会社が所有している物件であれば仲介手数料は無料になります。次に前もって日割り家賃を支払う必要があります。例えば4月10日からの契約になっている場合は、家賃一か月分を4月10日から4月30日までの20日間で割った金額を支払うことになります。また、最近の賃貸では火災保険の加入を義務付けている場合が多いため、その費用も加算されます。