僕は熊本県に住む58歳の相場師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
ここでご紹介する昭和の時代というのは、バブル期より前になる高度成長時代のシンボルである賃貸のアパートということで、この時代というのは、1Rというサイズが多く主流で、そのタイプの賃貸で生活をしていた人が多くいました。このタイプというのは、リビングタイプの4.5畳か6畳一間と和式の畳の部屋で、小さい流しが1つあって、押入れが1つといった形のアパートの一室で生活をしていたのです。それに、このアパートというのは、下宿といっていて、トイレは共同トイレが標準で、風呂も銭湯という形が一般的だったのですが、学生寮という形をとっていたところには、共同のお風呂を持っていたところもあったりして、その場合は大変珍しい対応の寮となっていたのです。その時代というのは、大半の人が銭湯に通っていたのが普通の時代でもあったのです。
世間的に音楽というのは、フォーク時代の絶頂期でもあり、その歌詞にもあるような下宿が多くあって、学生や社会人などが生活をしていたのです。このような風景を残しているとこは、現在、ほとんど無くなってきてはいますが、たまに、まだ、そのようなアパートが存在しているのも事実で、その時代の風情を未だに残していたりもしますが、銭湯が以前に比べて少なくなったこともあって、その場所に行くにも時間が、以前に比べてかかっているところもありますが、格安物件の一つとして、お金に余裕がない人には、重宝している物件でもあります。これ以降の物件となると、バブル期の物件というのが出てきて、そのときの下宿の様相を一変させた、ユニットバス式のワンルームの全盛期を迎えようとしていたのです。