僕は福岡県に住む33歳のフリーライターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸マンションの更新料はほとんどの場合、2年に1度払わなければいけないものですが、その額は1月分の賃料という事が多いですよね。更新料って何のために、誰に払っているのか分からないし、支払う義務があるのかどうかも分からないけれど、請求されているからただ何となく払っているという人も多いのではないでしょうか。長年同じ物件に暮らしていると、更新の年という事をうっかり忘れてしまっていて、不動産屋さんからの通知でびっくりという事も多いでしょう。この更新料ですが、法律で決まっている訳では無くて、長年の慣習という事らしいです。その歴史は第2次世界大戦のあとに遡り、住まいが不足していた時代に部屋を貸してくれた大家さんへの謝礼という意味がこめられているそうです。

実は入居時に支払う礼金も同じように、大家さんへの謝礼という意味がこめられていて、長年の慣習として支払っているものです。また、更新料は全国的にあるものだと思っていた人も多いでしょうが、実は首都圏と関西の1部にしかない慣習なのです。賃貸物件を借りている人の、法律で定められた義務だと思って支払っていた人にとっては、ちょっと衝撃的な事実です。ですが法的な義務は無いにしても、発生をしている場合は、入居時の賃貸借契約の際の契約書にちゃんと記載されているので、それにサインしてしまった時点で支払い義務が発生してしまうのです。ですから納得がいかないという人は、更新料無しの賃貸マンションを探すといいのではないでしょうか。実はそういった物件はちゃんと存在していて、ネットの賃貸物件紹介サイトでも特集が組まれています。更新前の物件探しに、ぜひ参考にしてみてはいかがですか。