築年数が古くても住み心地の良い賃貸はある(三重県/司書/60歳/男性)

僕は三重県に住む60歳の司書です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を探す時の基準は、人によって違います。家賃の安さで探す人もいれば、間取りで探す人もいます。それぞれのライフスタイルに合わせて探すのが一般的です。ところが賃貸を探す人のほとんどが、築年数の古い物件は敬遠するのです。ネットの不動産情報サイトでも、築年数の古い物件は見ないで飛ばしてしまいます。そうして築浅の物件の中から探し出そうとします。実際に築年数の物件は人気がありません。しかし築20年の物件の中にこそ掘り出し物が隠れているのも、また事実なのです。大家も築20年の物件に人気がないのはわかっているのです。空室にしないために、内装をリフォームしたり、最新の設備を入れたり、少しでも住み心地が良くなるような努力をしているのです。


そのような物件は、築20年とは思えないほど奇麗になっていますし、住み心地も良くなっています。しかも築浅の物件より安い家賃で借りることができます。こうした物件を見落とすというのは、もったいないと思います。また築年数の古い建物は、間取りなどもゆとりがある場合が多いのです。6畳間でもタンスを置くための板の間が付いていたり、収納も多かったりします。客観的に考えれば築20年や30年の物件を、何の手入れもしないで放っておく大家はいません。何らかの修繕やリフォームをしている物件が大半です。その中には築浅物件よりもはるかに住み心地のよい物件がある筈です。少なくともネットで検索する時に、候補として見てみる価値はあります。