私は京都府に住む52歳の裁判所職員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借りる時、築年数を気にする人は多いです。特に、最近の若い人は昔の人と違って清潔で快適な家で幼少期から育っている人が多く、古い物件は汚いという先入観を持っている事もしばしばです。でも、古い物件は、デメリットばかりではありません。逆に、新築や築浅物件がメリットばかりでもないのです。築年数の古い物件のメリットを探してみました。まず、築20年以上の物件は、リフォームが施されている場合が多いので、思ったより古い印象がありません。お部屋選びで多くの人が、お風呂とトイレが別を希望しています。昔のままの作りでは、どんなに利便性が良くても、家賃が安くてもなかなか入居者は決まりませんし、不快と感じれば退去してしまいます。
家主さんも空室が多いと困りますから、現代のニーズに合ったリフォームをしてくれているのです。また、古い物件は、洗濯機が外置きだったり、室内に洗濯機置き場(防水パン)が無い事も多いですが、このあたりも解消されている場合が多いです。中には、エアコン、照明器具などが最初から付いている親切な物件もあります。また、昔の物件は間取りにゆとりがあったり、収納スペースが豊富でもあります。最近のマンションやアパートに付いているような狭い収納スペースとは違い、一戸建ての押し入れと変わらない程です。天袋まで付いている事も珍しくないです。リフォーム済みの物件で気になってくるのが家賃ですが、リフォーム前と大差ない場合が多いです。例えリフォームしても築年数が経過していると家賃は安いので、思っている以上に快適に暮らせるのではないでしょうか。一度、実際に見に行ってみる価値はあると思います。