僕は群馬県に住む24歳の小学校教員です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
一般的に賃貸住宅は、築年数の浅い物件の方が人気があります。古い物件よりも新しい物件の方が、見た目が綺麗だったり設備が充実していたりするからです。しかし必ずしも、新しい物件の方が美しくて便利というわけではありません。古い物件の中にも、新築に負けない魅力を持つところも多くあります。たとえばリフォームをおこなったばかりの物件です。リフォームによって壁のクロスや水回りなどが新しくなったり、床暖房や天井埋め込み式のエアコンがついたりとすると、新築同様の物件になります。たとえその物件が築数十年という古い物件だったとしても、まだ築年数が浅くてリフォームをしていない物件よりも、快適に暮らすことができるわけです。
しかも古い物件は、立地条件が良い場合が多いです。なぜなら駅や商業施設の周辺など良い条件の場所に、早々建築されたからです。新しい物件は、後から作られているため、どうしても良い立地を確保しづらいです。条件の良い場所には、既に古い物件が建てられているのです。さらに古い物件は、賃料も安めに設定されています。築年数が増えるごとに固定資産税が安くなるので、大家はその分賃料を安く設定することができるのです。建築されたばかりの頃は敷金や礼金を請求していた物件でも、古くなることでそれらを請求しなくなる場合も多々あります。つまり金銭的な負担が少なめだということです。このように古い物件だからこそ、便利に快適に暮らせることもあるのです。