築年数の新しい賃貸のメリット(京都府/図書館司書/70歳/女性)

私は京都府に住む70歳の図書館司書です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を探す際、築年数を気にされる方はとても多いと思います。一般的に「新しい」とされる建物は築10年以内のようですが、浅築物件は人気の住まいなのです。それでは、築年数の浅い物件に住むメリットとは何でしょうか。一つ目は美しさが挙げられるでしょう。居住期間も出来上がってからの時間も短いために、新しい建物は傷みが少ないもの。内装も外装も古い物件よりは美しいものです。どうせ住むなら綺麗な賃貸にと言うのは人情なのではないでしょうか。二つ目は、特に賃貸マンションであれば防犯システムの問題が上げられるでしょう。最新の建物であるほど、新規なシステムを取り入れているものですから、安心感を持って暮らしたい方々にとってはとても重要なポイントと言えます。


建物のデザイン性は築年月に表れるものですから、その辺りが気になる方もおられるかもしれません。築年数の新しい賃貸には、古い賃貸マンションやアパートにはない外観があるものです。また、木造の建築物に暮らすことを考えている方々にとっては虫の問題も気になるところです。古い建物よりは新しい建物の方がシロアリ被害などがないのではないかと言う声もありますね。最後に、日本で暮らす上で一番に気を付けたいのが地震です。建物の耐震性は大いに気にしたいところです。現在の「新耐震基準」が導入されたのは1981年です。浅築物件でなくても、耐震性に関してはこの辺りが狙いどころになってきます。それ以前の建築物でも厳しい耐震性を課した上で建てられたものは沢山ありますが、物件を決める際に一つの目安として押さえておきたいところですね。