私は島根県に住む67歳の国連職員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

住んでいた賃貸物件から退去するときには、まず自分が退居を希望していることについて連絡を入れる必要があります。物件によって連絡までに求められる期間は異なっており、最も多いのは退去を希望する日の1ケ月前を期間と指定している場合です。新しく入居する物件が決まっている場合は問題ありませんが、入居物件を決めていない場合には、不動産業者などを訪れて物件を決める必要があります。また契約の都合上、長期間にわたっての物件キープをすることは出来ないため、できるだけ自分が退去をする日と入居を希望する日が近い状態が良いと言えます。これは家賃の二重支払いを防ぐという意味で、新旧物件の家賃を同時に払わないということを意味しています。

次に、引越しの準備を始め、荷造りや引越し業者を決めて準備を整える必要があります。また賃貸物件によっては、隣人に引越しの挨拶をしたり、逆に新居に挨拶をするケースも有ります。引越し作業というのはどれだけ丁寧に行ったとしても、ある程度の騒音や振動を発生させてしまうこともあり、隣人に迷惑をかける作業と判断されます。そのためこうした挨拶で事前にそのことを伝えておくというのは一般常識です。これが終わってから賃貸物件を所有者や管理者が見て、傷の状態などをチェックする作業に移ります。家賃精算や敷金の返却について取り決めを交わし、鍵を返却することで賃貸物件の退去が完了します。これが賃貸の退去をするまでの大まか流れとなっています。