賃貸だからこそしっかりとした間取り選びを(宮崎県/モデル/53歳/男性)

僕は宮崎県に住む53歳のモデルです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


アベノミクスで賃金アップ、の見出しが新聞を飾っていますが、中小企業勤めの身には、いまいち実感がわかないのが本音です。将来に不安がある中で、大きなローンは背負いたくない…何があるか解らない世の中、現金を手元に残しておきたい。そんな時頼りになるのは、やはり賃貸マンションではないでしょうか。「賃貸物件は一期一会」、「ある中から選ぶもの」。でも何年も住むことになる我が家ですから、しっかりとした目で選びたいものです。最初に考えるのは生活圏。近くに駅やスーパーが無いと生活に関わりますから、みなさん地図をみたり、現地に何度も行ってみて、真剣に考えるのでは無いでしょうか。でも…実際に住むと、意外と「家の中」の事を見落としていた事に気づきます。


皆さんは間取りの事を考えていますか。「3人家族だから3LDK以上」「うちは子供がいないからリビングのほかは二部屋あれば」など、部屋数は真っ先に考えますよね。「いまある家具を入れるとなると、6畳間は必要だな」なるほど、部屋の大きさも大問題です。でも意外と見落としがちなのは「動線」と、隣の部屋の間取り。「動線」とは、人の動きの流れです。思春期の子供がいらっしゃる親御さんなら…玄関のすぐ横に子供部屋があったら不安になりませんか。結婚されている方は、ぜひ奥さんの家事の流れを聞いてみて下さい。洗濯機とベランダ、遠いと不便ですよ。「間取り」で僕がした失敗は…お隣の部屋との位置関係や自分の家の寝室と、お隣の居間が「隣り合わせ」だった時には「失敗した」と思いました。こういう情報は知らないと損をします。ぜひ「実際に住んだ後」をイメージして、素敵な我が家を見つけましょう。