僕は和歌山県に住む56歳のスタント・パーソンです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件での人気間取りというのは、既にいくつか定着したものがあります。これまで1LDKの場合は約38平米のものが主流でしたが、最近では40平米に近いものが人気になったり2LDKならば55平米から62平米へと少しづつ余裕のある物件に人気が集まりはじめています。全体として大きな物件ができない場合には部屋を広くしてその代わりに台所やトイレ、浴室などのスペースを小ぶりにするなど、様々な工夫をした物件が喜ばれるようになってきているのです。賃貸を探す借主もかなり目が肥えており、どういった物件が住みやすいのかといったことについてかなり知見が高まってきていることもこうした動きにつながってきている状況なのです。
入居者の構成上、賃貸物件は、大きく分けてシングル、新婚、ファミリーの三つのパターンがあり、それぞれにコアになっている需要があります。この三つのパターンにもやはりそれぞれに人気の間取りがあるようで、収納スペースに余裕があるもの、間取りがゆったりしているおの、天井が高く部屋が広く感じられるもの、バルコニーが広いものなどが大きな人気を得ている物件となっています。逆にこうした人気の間取りから外れた物件は価格を安くするとか礼金なしといった条件を緩和していることもあり、別の需要を開拓する傾向もあります。したがって価格面での優遇を考えるのであれば、あえて不人気の間取りを選ぶというのも1つの選択肢となってくるのです。