僕は長崎県に住む65歳のグランドホステスです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件の契約の際には、さまざまな料金が発生します。敷金、礼金、前家賃、保険料、そして仲介手数料といった名目が一般的です。仲介手数料とは、貸し主である大家と入居者となる借り主との間に立って仲介する不動産会社に支払うことになる料金です。家賃ひと月分が一般的とされています。しかし、新居への入居の際にはなにかと物入りとなるため、少しでも出費は抑えたいものです。そうした心理から、結局のところ引越しそのものを諦めるというケースも少なくありません。そのため、ライバル物件の多い地域では、空き室が出るのを避けたい大家と不動産会社によって、仲介手数料を減額したり、まったくの無料という賃貸物件も増えつつあります。

仲介手数料が安くなっている物件を探すなら、インターネットで探す方法がもっとも簡単です。物件によっては手数料を取らないと明記している不動産会社もあるので、そうした会社から限定して選ぶのも良いでしょう。こうした仕組みそのものを取り入れていない公共性の高い物件もおすすめです。また、減額などを謳っていないケースでも、空き室となっている期間が長い物件や、築年数が嵩んでいる物件の場合は、交渉によって減額できるケースもあります。物件見学の際には、積極的に不動産会社の担当者に交渉してみることがおすすめです。また、仲介手数料はあくまで不動産会社に支払うものなので、貸し主である大家と直接契約する場合には、この料金は発生しません。