賃貸では家族や生活に合った間取りを選択(岩手県/音楽評論家/53歳/女性)

私は岩手県に住む53歳の音楽評論家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


家族構成やライフスタイルの変化に応じて、住み替えられるのが賃貸のメリットです。暮らしのニーズにかなった間取りをその都度選択していくとストレスが少ない生活ができるでしょう。例えば早出や深夜の帰宅など、仕事の都合でライフサイクルが異なるカップルはメリハリのある空間構成が望ましいと言えます。一方が眠っているすぐ横で他方がテレビを見ながら食事というのも何だか落ち着かないものです。リビングに接していない部屋を確保して寝室にあてると良いでしょう。また仕事を自宅に持ち帰る人なら仕事部屋を独立させ、プライベートスペースと分けておくと公私の切り替えがつけやすくなります。リビングとしっかり分離するプライベートスペースがあると来客時でもプライバシーを保ちやすくなります。


また小さな子供がいる家庭では孤立させない間取りを考える必要があります。特に目が離せない乳児期は、キッチンからほかの部屋が見渡せるような死角のない構造だと安心です。リビングに和室や洋室が面する間取りで、仕切りが解放しやすい引き戸なら、ハイハイのスペースも安全に確保できるでしょう。幼児期になると自由に歩き回りたがるので、賃貸でもできれば専用庭に出られることができる1階が良いかもしれません。遊び場となる広いリビングがある間取りが理想です。小学校入学頃には子供部屋が欲しくなってきます。個室を割り当てるときにもリビングに面した部屋にすると孤立しにくく、家族との団らんも重視しやすくなります。このように子供の成長に合わせて、必要に応じた間取りを選びましょう。