賃貸なら通勤時間が選択できます。(兵庫県/助手/34歳/女性)

私は兵庫県に住む34歳の助手です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅に住むことにすれば、予算内で物件を選ぶことができるため、通勤時間も選択することができます。一般的に通勤時間は短いほうが良いのですが、疲労の度合いはその内容にもよります。例えば電車通勤の場合、駅まで徒歩数分、電車に乗って数分、電車を乗り換えてまた数分、職場まで数分といった場合、通勤時間が30分以内だとしても、通勤時間のほとんどを動いていることになり、非常に疲れてしまいます。体力のある人にはお勧めできますが、体力のない人には通勤だけで疲れてしまいます。体力がない場合、少し通勤時間が長くなっても良いから、必ず座ることができる駅を考えることも必要です。そして、駅の階段やエレベーター、エスカレーターの場所や、構内通路の長さなど、最寄り駅や乗り換え駅をよく観察して、自分の体力に合う駅を探すことも大事です。


バスや自動車通勤の場合、道路の状況が気になります。普段から渋滞が多い場所なら下見をしたときにすぐに気づきますが、予期せぬことが色々あるものです。例えば、シーズンごとのイベント渋滞や、踏切が空かない時間がある、坂が急すぎて雪の日は通れない、道路工事が多い、引っ越しで大きな車が停まることが多い、信号が少なく不意な歩行者の横断があるなど住んでみないとわからないことも沢山あります。下見と同時に住人に聞いてみることも大事です。一方通行の時間帯など道路標識もよく観察しましょう。しかし職場から少し離れた場所に住むことを決めたら、渋滞の迂回路を使って、距離の割りに早く到着できるかもしれません。少し辺鄙な場所なら、家賃も駐車場も下がる可能性も考えられます。そして多くの場合、住宅のすぐ近くに駐車場を借りれることでしょう。いろいろな状況を考えて物件選びをしましょう。