私は広島県に住む49歳の司書です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

　仲介手数料とは不動産会社を利用した場合の成功報酬のことを言います。これは不動産を売る場合だけでなく買う場合にも請求が認められています。また、貸す場合や借りる場合にも請求が認められます。成功報酬ですので売買が成立しなければ請求することはできません。また、不動産の売買を行うことのできる宅地建物取引業の免許を持つものだけに請求が認められているものです。　仲介手数料には上限が定められています。取り扱った不動産の金額に応じて細かく設定されており、それ以上を請求することはできませんし、万が一請求されたとしても支払う必要はありません。一般的には上限いっぱいに設定されていることが多いですが、本来的には双方の話し合いで決めることができるようになっています。

　売買の場合は契約締結時に50％を支払い、引渡しのときに残りの50％を支払うのが一般的です。賃貸の場合には契約時に全額を支払うことになります。契約時にはその他にも敷金やその月の家賃なども支払うことになるので、仲介手数料のことも忘れずに計算に入れておかなければなりません。　不動産業者の増加によって競争が激しくなっていることから仲介手数料も変化してきています。これまでは上限いっぱいに設定されていることがほとんどでしたが、最近ではキャンペーン期間中は50％OFFであったり、そもそも仲介手数料無料の業者も出てきました。　手数料が安いから良い業者というわけではありません。正しく不動産の仲介をしてくれる業者が良い業者です。希望の物件を正しく契約した上で、納得して手数料を支払うことが大切です。