僕は滋賀県に住む51歳の税理士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借りる場合には色々なことが気になると思いますが、築年数は気になるでしょうか。一般的には「築年数が浅い=良い物件」といった印象があるかもしれません。しかし現実はそうとは限らないのです。むしろ古い物件のほうが構造的に頑丈に作られているものも多いのです。設備やデザインなどでは新しいほうが良いと感じると思いますが、構造がしっかりしていれば内装はいくらでもリフォームすることが出来ます。築年数が経っている物件であってもリフォーム済みであればとても快適に生活できるでしょう。建設費用がすでに回収済みの建物の場合にはリフォームにしっかりとお金をかけることが出来るので、充実した設備が備え付けられていることも十分あります。
築年数の浅い物件にも良いことはあります。セキュリティの良さです。最新式のセキュリティ対策が多くの物件に導入されています。最も重視したいポイントがセキュリティという場合には年数の浅い物件を選んだほうが良いかもしれません。ただし、古い建物であっても資金に余裕があればセキュリティ対策を施すことは可能でしょう。 売買物件であれば資産価値の問題から築年数は非常に重要です。しかし賃貸の場合には年数はさほど意識しなくてもいいかもしれません。自分に必要な条件を再確認して自分にあった部屋であれば十分に安全安心な暮らしが出来るということではないでしょうか。それぞれのメリットをしっかりと確認して納得の上で契約をすることが大切です。