賃貸における築年数の重要性について(新潟県/弁理士/22歳/男性)

僕は新潟県に住む22歳の弁理士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を探す際には、家賃や場所、駅からの徒歩時間など様々な条件で選ぶ場合が多くなっていますが、築年数についても重要な要素になります。他の条件と比べても築年数が重要となる理由にはいくつかのことがあります。まずは、耐震強度の問題があります。昭和56年に耐震基準の大きな見直しが行われています。また、その後も大地震が起き都度に小規模な見直しが行われています。つまり、築年数が長く古い物件の場合は、緩い耐震基準の元で建設されている可能性があるため、地震などに不安がでてしまうということがあります。また、建ってから月日が経っている場合、どうしても老朽化で弱い部分が出てきてしまうため、新しい物件の方が建てものの安全性という面ではメリットがあります。


また、設備面においても築年数の違いで変わってきます。築浅の物件では、例えば給湯性能が良い設備が設置されていたり、省エネを考慮したエアコンや電気設備が設置されているケースが多くなっています。そのため築浅の物件では、これら高効率の設備が付いているという事で光熱費の節減につながる可能性があります。また、セキュリティー面においても築年数と関連がある場合が多くなっています。新しい賃貸物件などでは、時代に流れなどもあり防犯面に気を使い、オートロックが完備されていたり、監視カメラが設置されているなど、対策が充実しており、安心して暮らせる可能性が高くなります。また、家の中の備品や収納なども、新しい物件では様々改良がされており、その点もメリットとなる場合も多くあります。