賃貸にかかる仲介手数料無しには理由がある(大阪府/ライトノベル作家/18歳/男性)

僕は大阪府に住む18歳のライトノベル作家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の数が充足してくると物件の空き室が目立ってきます。貸主(オーナー)にとっては、少しでも早く借主をみつけることが重要課題となります。したがって、不動産業者に仲介手数料を支払ってでもすぐに入居してもらえる方が理にかなっているということになります。貸主にとっては、何か月も空き室になるよりは、仲介手数料を負担してでも入居してもらえる方がメリットは大きいでしょう。さらに借主が負担する仲介手数料を無しにすれば、早めに契約できる可能性が高まります。従来は、広告料という形で、費用請求を行っていた面がありますが、実質的には仲介手数料と変わらないことから業界の対応が変わりました。またインターネットの普及により業務の効率化が進んだこともあります。


結局のところ貸主から依頼を受けて手数料を得る会社と借主を見つけようとする会社との間で手数料の受け渡し等が必要となることが問題でありました。借主側の手数料をなしにした状態で募集を行う場合は、不動産会社としては、貸主から手数料を得られる物件をメインで紹介していくことになります。この物件で成約できれば手数料収入が得られるわけですから当然のことでしょう。したがって、仲介手数料無しという賃貸物件もありますが、基本的には物件の量が少なくなり、借主側にとっては、選択の幅が狭まることにもなりかねません。よりたくさんの物件を紹介してもらったり、入居まできちんとサポートしてもらったりすることを目的としてあえて手数料が必要な物件を選ぶのも一つの考え方ではないでしょうか