賃貸のデメリットを考えておく(山梨県/衛視/46歳/男性)

僕は山梨県に住む46歳の衛視です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅に住んでいる人は、このまま継続していくか、それとも分譲マンションや一戸建てを購入するかという選択にしばしば悩まされることでしょう。転勤が頻繁にある人や、まだ将来の設計が十分でいない人にとっては非常に柔軟性があります。一方で、永続的に支払を続けても、自分の資産にはならないというデメリットがあります。資産にはならないということを賃貸住宅のメリットと比べて考えてみたいと思います。まず分譲マンションや一戸建てを購入する場合、現在の年収や生活状況に応じてローンを組むことになります。一般的には20から30年の期間で支払をするでしょう。夢のマイホームを手に入れることになりますが、経済・社会状況が不安定な中でな、ローンによって機動性が失われるという欠点もあります。


また家庭の状況が変わった時。持ち家の場合は、家をどうするかという選択に頭を悩まされます。転勤が生じた場合、現在の家を人に貸したり、あるいは売却するという選択も考えられますが、状況によってはマイナスになることもありえます。このように、賃貸住宅は賃料を支払い続けても自分の資産にはならない、というデメリットは存在しますが、経済・社会・家庭の状況に応じて柔軟に住み替えを行えることは大きなメリットといえるでしょう。最近では賃貸物件でありながら改装が可能だったり、共用施設が充実していたりと賃貸では不可能と思われていたことができるようにもなってきています。現在の状況やこれからの予測見通し、メリット・デメリットを比較して決断するのがいいでしょう。