私は新潟県に住む59歳の郵便配達です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
生活の形は時間とともに変化していきます。実家を独立したばかりであれば、一人暮らしをしている若者も多いでしょう。結婚をして二人暮らしになります。子供が出来て家族が多くなっていきます。子供が成長して、巣立っていきます。それによって、再び夫婦二人の生活になります。夫婦も年を重ねて生活に不便が生じるようになれば、子供たちとの同居も視野に入ってくるでしょう。人の一生の中で生じるこのような変化に対応しやすい住居は、どのようなものでしょうか。それは、賃貸暮しです。賃貸生活には、メリットがあるのです。賃貸を借りるというと、支払った家賃が無駄であると感じる人もいます。いつまでたっても、その物件が自分のものにならないからです。
しかし、家を借りることにはそれを補えるメリットがあります。人生の変化の中で、一緒に暮らす人の数は変化していくのです。つまり、必要になる部屋の数や空間の大きさも変化するのです。部屋を借りている場合は、これに対処しやすいのです。人数が増えるのであれば、それに合わせて大きめの家を借りることが出来ます。人数が減る場合も、引越しで対応可能です。しかし、人生のある段階で家を購入している場合は、そこまで簡単ではありません。家族の人数の変化があっても、基本的には購入した家で対応することになります。そうすると、人数が多い時期を基準に家を購入することになります。その結果、家族が減った時期にも大きな家に住むことになり維持費が余分にかかります。