賃貸の契約期間について(島根県/騎手/55歳/女性)

私は島根県に住む55歳の騎手です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の契約期間については物件選びの際に大きな要素となる場合があります。そこには契約期間によって更新料金がかかるか否かが大きく絡んでくるためです。仮に契約期間が1年で更新料として2カ月分の賃貸料が必要となった場合に、10年住んだ場合には、20ヶ月分の家賃を余計に払わなければならなくなります。逆に更新料金が掛からない場合には、この20ヶ月分がまるまる浮く事となります。つまり、更新料金の有無を確認の上で、契約期間を確認する事で、経済的に有利な物件をチョイスする事が可能となるわけです。しかしながら、地域によっては更新料がどの物件でも必ずついてくるような場合もありますので、その場合には契約期間が長い物件を選ぶと良いでしょう。


前段にて、期間と更新料について述べましたが、考えようによっては住宅ローン金利と更新料を比べた場合に、賃貸よりも持ち家の方が経済的に有利では無いかと考える事もできそうです。確かに、築浅物件の場合には賃貸費用がもともと高いため、更新料がさらに高くついてしまうため、新しい物件であるならば金額のみを考慮した際には、経済的に持ち家の方がお得である場合があります。しかしながら、持ち家の場合にはその後のメンテナンスや、マンションの場合には住人同士の組合活動など、面倒な雑務及び費用が掛かってきます。途中で嫌になっても、そう簡単に持ち家を手放して引っ越す訳にもいかないため、持ち家を選択する場合にはそれ相応のリスクを覚悟する必要があります。