僕は福島県に住む41歳のカイロプラクターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

「立つ鳥跡を濁さず」という言葉は、賃貸物件を退去する人にも当てはまります。一定期間住まわせてもらった家をお返しするわけです。なるべく気持ちの良い仕方で、大家さんとの関係を終わらせられるように意識するべきです。まずできるのは、室内外の掃除です。自分はどうせ引っ越すから後のことは知らないと考えるのは間違いです。一通り掃除をしておくだけでも、家は見違えるようにきれいになります。大家さんは引っ越し日当日か、それ以降に部屋を見に来ます。その際に、自分が貸した部屋が奇麗になっているのを見たらうれしく思います、住んでいた人への心象は一気によくなることでしょう。好印象を与えたことで、敷金の清算でも親切にしてくれるかもしれません。

退去前にするべきことは、まだあります。それは水道や電気やガス会社への連絡です。これら光熱費は、引越しを事前に通知して清算を終わらせておくことが必要になります。光熱費のメーター検針は通常ですと、一か月か二か月に一度行われます。引っ越しがたまたま検針日と重なる可能性は低いです。それで、最近の検針日以降に使用した分の料金の精算がいるのです。引っ越し日か、その翌日に検針をしてもらって最後の請求額を決めてもらうのです。事前に連絡をしていれば、引っ越し当日の都合のよい時間に検針に来てもらえます。その場で、最後の清算を終わらせることも可能です。そうすれば新住所への請求書の送付依頼なども不要なので、余分な手間を省けます。