賃貸の間取りで注意する事(北海道/落語家/67歳/男性)

僕は北海道に住む67歳の落語家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の間取り図で注意するべき点がいくつかあります。以下は、私の経験で培われたものですが、参考になれば幸いです。マンションやアパートを探す際に、物を仕舞う場所、押入れですとかクローゼットですとか、収納面は大事なポイントになります。これが無い、もしくはスペースが狭いと物を部屋に置く必要がありますので、これではせっかくの部屋も無駄にスペースを使う事になります。一番いいのは、畳一畳分の幅の押入れで、高さも床から天井まであれば一番理想的です。次に、中で上下に分かれている収納が理想です。上と下に分けて物を仕舞えるからです。最近の洋室ではクローゼット収納が多く、服は仕舞えますが、物を入れるスペースが足りない事がよくあります。


次に、これが一番大事です。収納スペースが、部屋のどの位置にあるのか、です。一番は、隣の部屋との境に設置されている部屋が理想です。つまり、隣の部屋と間に収納分の奥行きが出来ますから、それだけでも音モレなどしにくくなりますし、布団などを仕舞っておく事でさらに自分の部屋の物音や、隣の部屋の物音が互いに聞こえにくいと言う良い効果があります。これがもし壁一枚だけですと、足音やテレビや話声などが結構な頻度で聞こえて来ますから、お互いにストレスを感じる事になり、余計なトラブルの原因にもなりかねません。この収納の位置に関しては先に考えてない方が多いようで、ここは是非抑えておくべき点だと思っています。参考になればと思います。