私は埼玉県に住む57歳の鑑定人です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
新聞広告などでよく見かける住宅の間取りは、様々な情報を読み取ることができ、新生活をイメージすることも可能です。部屋探しに欠かせない図面は、情報が多く様々な形を見ていると、新しい生活をイメージしやすくなります。カップルや広めの一人暮らしに最適な2DKタイプ、4人家族の住まい、家族構成によって色々な形があります。その中で、和室と収納部分は賃貸物件には多く、6畳の和室には、約1畳分の押し入れ収納があります。間取り図で落とし穴といえば、この和室何帖という表記です。タタミ1畳の大きさは地域・物件によって違いますが、そのタタミの大きさによって部屋の広さも変わりますので要注意です。また、和室と洋室の間は、間仕切り壁になっているタイプがありますが、2人以上で暮らし、それぞれのプライベート空間を確保する形が増えてきています。
こういった形は最適ですが、2部屋をつなげて広く使いたいのなら、壁だと不都合かもしれません。つなげて使いたい場合には、ここが壁ではなく戸になっている間取りを選びましょう。今では、住みたい賃貸物件を間取り別で探せるサイトも沢山あります。2DKタイプの造りは、築15年~20年以上、なかには築40年以上の物件が数多く抽出されている現状です。その理由は、2DKタイプはバブル期に大量供給された賃貸物件だからです。そのため築年数が古い物件が多くなっています。それぞれのプライベートゾーンが確保でき、1人で暮らすなら1部屋は納戸や仕事部屋として使うこともできる便利な間取りも多く、多少、築年数が古くてもリフォームやリノベーションによってきれいに生まれかわります。