私は山形県に住む46歳のグラフィックデザイナーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

なかなか賃貸物件を決められない時には、家賃が1つの基準になります。単純に考えて家賃は安いほうが良いですし、やはりある程度の賃料を支払えば部屋が広くなったり内装が整っているというのは当然のことだからです。1つ覚えておきたいのは賃貸を見極めるときには費用対効果がどれくらいあるかということです。家賃を支払うことで得られる部屋のメリットのバランスがとれているかを判断するのです。なかなか気付かない部分ではありますが、やはりこれも買物をするのと同じですから、値段と商品というように、家賃と家という見方をしておく必要があります。費用対効果の高い部屋ほどお得買い物ということになりますし、賢い選択になるわけです。

費用対効果を見極めるためには、比較する物件それぞれにまつわる情報を書き出してみるとよいでしょう。項目ごとに、1番良いと思えるものに印をつけていくと、1番印が多い物件が出てくるはずです。自分の価値観からすると、その物件が最も価値があるということになるわけです。例えば築年数が1番浅いもの、方位が良いものなどカテゴリーは様々です。逆に築年数が最も長い、洗濯機置き場がないなどをデメリットとしてカウントすることで、より比較がしやすくなります、費用に対する効果がどれくらいあるかを判断するのは常に必要とされる能力です。賃貸といえどそれは変わりませんから、じっくりと考えを深めて見定める時間を設けたいものです。