賃貸は縛られないのがメリット(鳥取県/競輪選手/21歳/女性)

私は鳥取県に住む21歳の競輪選手です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅のメリットして挙げられるのは、まずその融通の利きやすさです。一つのところに固定して住まなければならないのは非常にリスクを伴います。例えば、田舎の両親に介護が必要になったので、転居が必要であったり、転勤で住む場所を変えざるを得ない、または、子供がいじめに遭い、転居が必要になる。昨今は隣人トラブルが問題となることもあります。そんな転居の必要性に迫られたとき、賃貸であれば、問題とはなりません。賃貸は、圧倒的な融通の利きやすさが利点であると言えるわけです。また、家族の人員数の変化にも引っ越しをすれば、柔軟に対応が可能です。夫婦二人のとき、子供ができてから、そして子供が巣立ってから。世帯構成員の数は、時とともに変化していきます。子供が巣立ってからの時間の方が長く、無駄に広い家を持て余すようなことも賃貸では心配ないといえるでしょう。


また、賃貸の大きなメリットとして、家が壊れたときも安心だという点が、大きなメリットであると言えます。一戸建てを購入した場合、家に不具合が出れば、数十万円から100万円規模の修理代を必要としますし、マンションであれば、修繕積立金を毎月納めていかなければなりません。最近は、地震や台風、集中豪雨など、建物を破壊するような自然災害は全国的にどこで起きても不思議ではありません。購入した物件であれば、高額な保険に加入するなどすれば格別、そうでなければ、まるまる負担を迫られるわけです。東日本大震災でも、家は流されたが、住宅ローンは残ったとして、社会問題にもなりました。購入すれば財産になるともいわれますが、個人のものになれば、それだけリスクも伴ってしまうわけです。