私は徳島県に住む39歳の書道家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

一般的に賃貸物件を借りる時の契約年数は2年になっています。2年間は入居時に決められている家賃を支払うことになります。2年経過してそのまま住み続けたい場合は、さらに2年間の契約更新をすることになります。その時、更新料が発生します。更新料の明確な規定はありませんが、手数料のようなものと考えられています。法律的には何の規制もないので、更新料は大家が自由に決めることができます。更新料の金額については入居時に交わした賃貸借契約書に明記されているので、契約の時にはしっかりと確認しておく必要があります。更新の時期になって更新料の高さに驚くことがあります。その時に知らないと言っても、賃貸借契約書に印を押している限り、合意とみなされるのです。

一般的な更新料は新しい家賃の1ヶ月分が相場となっています。あまり高い更新料の場合は、契約更新をしないで別の賃貸に引っ越すという選択をした方がよい場合もあります。大家の中には引き続き居住してもらえば家賃収入を確保できるため、交渉によっては更新料を取らないケースもあります。また更新料とは別に、2年ごとの更新時に家賃がアップする場合もあります。この場合は大家と新しい契約を交わすことになりますが、その時に交渉することが必要です。契約書を読まずに印を押すと、合意したことになってしまいますので注意が必要です。家賃の値上げに同意できない場合は契約更新をしないで、退去することになります。最近は世間の風潮を鑑みて、更新料の請求や家賃の値上げをしない大家が増えています。