僕は広島県に住む50歳の国会議員政策担当秘書です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸を借りる際に一番重要なのが家賃です。家賃は翌月の分をまとめて月末に支払うことが多く、振込みか銀行の引き落とし、また大家さんが近くに住んでいる場合は大家さんに直接現金で渡すという方法もあります。賃貸契約をするときにも家賃が基本的な単位となります。部屋を借りるために必要な初期費用は、敷金礼金、仲介手数料、日割り分の家賃、管理費共益費、火災保険料などがあります。よく聞く敷金2ヵ月分とは、家賃2ヵ月分の費用が必要という意味です。敷金は部屋を出る時に修繕費やハウスクリーニング代に充てられたり、もし家賃を滞納した場合にその代わりに宛てられれるものです。大家さんに一時的に預けるお金で、基本的に何もなければ退去するときに返金されます。

礼金は敷金と同じで大家さんに支払う金額ですが、貸してもらったお礼の意味があるお金なので退去するときには返ってきません。関西方面では敷引きという名称で通っています。礼金は家賃の2ヵ月分か1ヵ月分のところが多いようです。仲介手数料は不動産会社が賃貸契約成立の報酬として受け取るもので、家賃1ヵ月分のところが一般的に多いです。大手の不動産会社などは、夏や冬などの閑散期に仲介手数料半額キャンペーンをしていることもあります。家賃は月の初めに入居した場合は1ヵ月分必要ですが、月の途中で入居した場合は、1ヵ月分を日割りにした金額を支払います。管理費や共益費に関しては、日割りではなく1ヵ月分請求されるケースが多いようです。