賃貸を退去する時の流れと原状回復の意味(香川県/クリエイティブ・ディレクター/45歳/女性)

私は香川県に住む45歳のクリエイティブ・ディレクターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸を退去する時には一連の流れがあります。まず解約の予告をする必要があり、これは仲介してもらった不動産会社若しくは管理会社や家主に連絡をすることになります。この場合、契約書に基づいて記載されている予告の期間に従って連絡をすることになります。一般的に退去の一ヶ月前が多く、予告をすることで部屋の原状回復のための立会いの日が決まります。次に賃貸を解約することになった場合、次の移転先へ引っ越しをする手続きが必要になります。引っ越しには荷物の整理の他にも、電気やガスや水道などを閉栓してもらう必要があります。さらに市役所などに赴いて、様々な手続きをすることになります。このように賃貸を退去する時には一連の流れがあります。


そしてこの時に知っておく必要があるのが、部屋の原状回復になります。部屋の立会いの日程が決まると、管理会社や家主の立会いのもとで部屋の補修費用を算定することになります。部屋の補修費用が確定されると、保証金や敷金から原状回復の費用が差し引かれて返還されます。この時に、借主が原状回復という意味を知っておくことで補修費用の値下げ交渉をすることが可能になります。それは故意や過失以外の生活で生じる日焼けや汚れは、補修費用には含まれないことです。つまりテレビや冷蔵庫などを置いていたクロスや壁の日焼けは、補修費用には含まれないことを知っておく必要があります。この時に補修費用の明細書をもらって、詳細を確認しておくことで敷金を少しでも多く取り戻せることが可能になります。賃貸を退去する時には一連の流れがあり、その中で原状回復の意味を知っておくことで敷金を少しでも取り戻せる可能性が高くなります。