僕は福岡県に住む19歳のフライトアテンダントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸住宅には大きく分けてアパート、マンションと一戸建てがあります。一戸建てははっきりと区別がつくのですが、アパートとマンションについては区別が曖昧です。建物の名前から区別ができることはほとんどありません。名前が何々マンションであれば、マンションであることは分かりますし、何々荘であればアパートであることは推測できます。実際には、不動産屋を訪ねて建物の構造などを調べなければわかりにくいのです。区別は曖昧でも、それぞれの建物には大体の傾向があります。マンションは、人通りの多い通りに面して建てられた3階建て以上の鉄筋コンクリートや鉄骨の建物になっています。そのため駅やバス停、小売店が近く家賃も高めになります。
アパートは住宅街に建てられた2階建ての木造や軽量鉄筋の建物です。エレベーターはついていません。駅やバス停、小売店からは近くはないことも珍しくありません。木造建築物はあまり防音性には優れていないのですが、夏が凌ぎやすいのが特徴です。鉄筋コンクリートの場合、蓄熱性があるので昼間はもちろん夜から朝にかけても非常に暑いのですが、木造建築物は熱を吸収しないため涼しいのです。また、同じくらいの築年数や間取りのマンションと比較した場合、家賃も安いのが普通です。特に新しいマンションでは畳の部屋がないことも珍しくありませんが、少し古めのアパートであれば畳の敷かれた和風の部屋が多い傾向にあります。実際の賃貸契約に関しては、建築物の種類によって特に違いはありません。