私は埼玉県に住む45歳の菓子製造技能士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件には、アパート、マンション、一戸建て等があります。アパートとマンションの違いは厳密には決められていませんが、一般的には建築構造の違いで分けられることが多くなっています。アパートは2階建てくらいまでの物件で木造建築が多くあり、マンションの場合は、2階以上の建物で鉄筋構造となっています。マンションの場合は、建築構造がしっかりしているのと、エレベータ等が付いている物件も多いため、同じ間取りでもアパートより家賃や共益費等が高めに設定している場合が多くなっています。アパートの場合、共益費が必要のない物件も結構ありますが、木造建築の場合は、鉄筋構造に比べて他の住人の生活音が響きやすいと言う欠点があります。
とは言え、木造建築の場合は湿気に強いと言うメリットもあります。結露は外気温と室内の温度差によって起こりますが、結露がひどくなると壁紙が剥がれてきたり、カビが生えてきたりします。木造の場合は、木が水分を吸収してくれるのであまり心配はないですが、鉄筋や鉄骨などの構造でできた賃貸物件では結露が起こりやすいので注意が必要です。最近では24時間換気システムなどの設備が整っている賃貸物件も増えてきましたが、そのような設備がない場合は除湿器等を使用して結露を防ぐ対策が必要です。賃貸物件の場合、退去時に原状回復の義務があるので、結露等で壁や床等を汚してしまった場合、高額な原状回復費用を請求される可能性もあります。