賃貸アパートの知られざるメリット(長野県/チーフプロデューサー/52歳/男性)

僕は長野県に住む52歳のチーフプロデューサーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件というと今はマンションが主流になっていて、アパートは少なくなっています。賃貸アパートは、一般的に二階建て以下の総戸数が少ない共同住宅のことを言いますが、賃貸マンションよりも築年数が経過した、木造の古い集合住宅、というマイナスイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。一人暮らしをしようと思って部屋探しをしているときに、「ハイツ」や「コーポ」という名称の建物を見ることがありますが、ハイツやコーポもアパートの部類に分けられます。何となくハイツやコーポと名乗ったほうが、女性受けしやすいからそう名乗っているだけです。このようにあまり受けがよくないアパートですが、それでもいろいろなメリットもあります。


まず同じ予算なら、マンションよりも確実に立地条件のよい場所に借りることができます。最寄駅から徒歩3分以内、生活環境が豊か、お洒落なショップやカフェが点在している、若者が住みたい街によく名前が挙がる、そんな場所でマンションを借りるとなると、かなりの初期費用と収入が必要になります。しかし、アパートなら借りれる範囲の手ごろな家賃で建っているかもしれません。家賃が安いので、生活費がだいぶ楽になります。また、物件によっては大家さんがいることもあり、家賃の融通が利く場合もあります。昔作られた物件だと、基本的に間取りがゆったりめに作られているので、蔵書や洋服などの荷物が多くて捨てられない人にもピッタリです。