賃貸アパートを借りるときの保証人について(香川県/教諭/57歳/男性)

僕は香川県に住む57歳の教諭です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸アパートを借りるときは、保証人が必要になります。誰が保証人になるか特に制限はありませんが、多くの場合は親や兄弟といった近親者になってもらうことが多いです。特に10代、20代の若い世代の人達は、親が保証人になるというケースがほとんどです。契約者と保証人の関係については制限はありませんが、保証人になる相手に一定の収入があることなど、保証人として認められるかどうかはチェックがあります。ここで適さないと判断された場合、別の人に保証人になってもらうように言われます。他の人が見つからないという場合は、そのアパートは賃貸契約ができないというケースも少なくありません。こうした点は、保証人を誰にするかというときに考えておきましょう。


最近では、保証人不要という物件も増えてきています。こうした物件では、保証会社の利用が条件になっていることがほとんどです。保証会社は保証人になってくれる企業です。家賃滞納などが発生した場合、大家に滞納分を支払い、契約相手にその金額を請求します。保証会社の利用には審査が必要です。審査に通ったあと、賃貸契約とは別に保証会社との契約も行います。このとき、1ヶ月ぶんの家賃の何割かにあたる金額を契約金として保証会社に支払うことが多いです。いくら支払うかは会社によって違ってきますが、およそ3割程度~1ヶ月分が相場です。また、物件によっては保証人ではなく保証会社の利用が必須となっているところもあります。こうした情報は事前に確認できます。