賃貸マンション内見時の注意点について(千葉県/鑑定人/29歳/女性)

私は千葉県に住む29歳の鑑定人です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸マンションの物件探しで、間取り図面を見てある程度物件を絞り込めたら、次は実際に下見です。部屋の中を見る下見のことを「内見(ないけん)」といいます。通常は、不動産会社の担当者と一緒に行きます。内見する部屋の目安は、3件~4件くらいです。1日にあまりたくさん見てしまうと、頭の中で整理ができなくなるのでおすすめできませんし、1月~4月であれば何件も内見している間に、先に決まってしまうケースも考えられます。引っ越しのシーズン中は、特に気をつけましょう。内見時のチェックポイントは、「室内」「建物や敷地内」「周辺環境」の3つに大きく分けることができます。部屋を決めるにあたっては、考える材料は多ければ多いほど良いでしょう。


内見のチェックポイントのうちの「室内」に関しては、まず物件の間取り図と現状が、一致しているかどうかを確認しましょう。実際の部屋の広さや台所・浴室・収納などの使い勝手、日当たりの状況なども確認しましょう。光回線が物件自体に導入されているかなど、インターネット環境の確認もしましょう。次に、「建物や敷地内」に関しては、エレベーターなど共有部分の確認と駐車場・駐輪場の位置確認、ゴミ置き場の場所に関しても見ておきましょう。また、「周辺環境」に関しては、コンビニやスーパーは近くにあるのかを確認しましょう。女性の場合であれば、24時間営業の店があると、夜の街頭も明るいので防犯面で安心です。また、駅やバス停までの道順や、発着状況などの確認もしましょう。