私は新潟県に住む60歳の経済評論家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸住宅を探す時の大事な要素として、通勤時間があります。一般的に通勤時間が短い賃貸住宅ほど家賃は高くなります。大企業のオフィスなどは都心の一等地に立地していますので、東京や大阪などの都心部のマンションの家賃は高めになります。都心の駅までの距離がとても近く、雨が降ってきても濡れずに駅まで行けるような駅チカの物件の家賃は特に高いです。一方、通勤時間がかかるほどマンションやアパートなどの家賃は安くなります。都心から離れた田舎や、駅までの距離が遠い物件になるほど家賃は安くなります。駅の種類によっても家賃は変わってきます。特急や急行などの通勤電車が停車する駅に近い物件は、各駅停車しか止まらない駅の近くにある物件よりも、家賃は高めになります。
通勤時間がかかる賃貸住宅は家賃は安いですが、とてもしんどい思いをして通勤することが必要になる場合があります。しかし、始発駅の近くにある物件では、始発駅ですので、ラッシュアワーでも座って通勤することができます。通勤時間が長いと会社までの交通費がかかります。交通費を負担してくれる会社であれば問題はありませんが、交通費の支給がない職場だと、通勤費の支払いが必要になります。そのような場合では、家賃が高くなっても、会社に近い賃貸住宅に住む方が得になる場合があります。通勤の時間がかかる賃貸住宅で暮らすと、終電がなくなった時のタクシー代が高額になりますので、物件を探す時には、このような事も考慮することが大事です。